英語の勉強で一番大事なことは、英語をキライにならないことです。英語をキライになってしまうと、モチベーションが下がり、「英語」っていう単語を聞いたり見たりするだけで、嫌な気持ちになってしまいます。
(※ちなみにこれは知り合いのことです。笑)
英語をキライになると、英語の勉強を再開したいと思ってもすぐ疲れてしまうし、挫折もしやすいです。
そこでぼくが意識してきた、英語をキライにならないコツをお伝えします!
英語がキライになる原因
英語がキライだけど、なんでキライなのかちゃんとした理由を言える人って意外と少ないと思います。ぼくが感じていたものも含め、英語がキライになる原因を3つ紹介します。
- 英語 = 勉強
- 普通に難しい
- 勉強しても上達しない
それぞれ説明しますので、ぜひ読み進めてください。
英語 = 勉強
「英語は学校でやらないといけない勉強」って感じているということです。英語を言語として見れない状態になっている感じですかね。科目の1つという認識をしてしまっているため、キライになってしまうのが1つ目の原因です。
普通に難しい
英語ってわけわかめですよね。普通に難しいと思います。ほかの教科はそんなに言われないですけど、英語だけ「英語嫌い」って言葉があるくらい、本当に嫌われる教科ですよね。
それは、単純に難しいからだと思います。難しく感じる理由も単純で、ぼくたちの母語が日本語だからです。文法も使う単語やアルファベットも違う言語を学ぶんですから、そりゃあすぐ理解できるわけないです!
勉強しても上達しない
英語は上達や成果が見られるのが遅いので、どうしても上達していないと感じやすいです。それが理由で英語をキライになってしまいます。
これは英語に限らず、どの言語を勉強するときも同じです。ぼくは英語以外に、スペイン語、中国語、フランス語などを学んできましたが、すぐに成果はでないです。
上記3つが、英語をキライになる大きな原因だと勝手に思っています!ぼく自身、英語や言語自体は好きですが、簡単と思ったことは一度もありません。難しいと思うことばっかです。
英語をキライにならないようにやってきたこと
英語をキライにならないようにやってきたことを3つ紹介します。
- テストや試験以外の目標を作る
- できないのが普通だと思う
- 自分でゴールを設定する
それぞれ詳しく説明していきます。
テストや試験以外の目標を作る
英語が話せるようになったら…って妄想してほしい!
英語 = 勉強になってしまっている人におすすめなのが、これです。まず英語を教科や勉強として見ないで、世界の人とつながるためのツールだと思ってほしいです。ぼくはよく、もし今英語がペラペラだったら…って妄想してました。そのときはこんなことを考えてました。
- 世界中の人とコミュニケーションが取れるようになる
- 旅行先で友だちを作る
- 英語を話せるようになってカッコいい
今思うとちょっと恥ずかしいですが、こんな感じで「テストで◯点とる」みたいな勉強以外の目標を立ててました!そのおかげで、英語を勉強する理由を見つけられました!
できないのが普通だと思う
英語は日本語とは程遠い言語なんだから、すぐにできるようになるわけがないって思ってました。大学で言語学の勉強を少ししましたが、言語には語族といって種類・家族のようなものがあります。
例えば、ヨーロッパの言語って比較的よく似ています。スペイン語とポルトガル語って、日本で言う標準語と大阪弁くらいの差しかないとも言われているほど似ているんですよ。これはスペイン語とポルトガル語のもととなった言語が同じだからなんです。
英語と日本語はそもそも、もとの言語が違うので比べ物にならないくらい似てない言語です。だから英語ができないのは普通なんですよ…!
そう思って英語に取り組むようにしていました。そうすると間違えることも怖くなくなりました。間違えて普通って思えます。
自分でゴールを設定する
「言語は一生学べる」なんて言われますが、本当にその通りです。ぼくは初めて英語に触れてからもう20年以上経ちます。でも未だに知らない単語・100%理解できていない文法だってあります。母語の日本語だってそうです。読めない漢字なんて数え切れないくらいあります。
こんな感じで、言語って極めようと思えば、ずっと勉強できてしまうんですよ。本当に終わりがないです。だからこそ、自分でゴールを設定するようにする必要があります。
ぼくは学生のとき、「1年後には日常会話ができるようになる」とか「半年後にはこの単語帳の単語を全部覚える」みたいな感じで、中長期的なゴールを設定していました。
もちろん最終ゴールはそれでもいいんですけど、ぼくは短期的なゴールを設定した方がいいと感じて、1週間〜1ヶ月後、長くても3ヶ月後までのゴールを決めてました。自分のモチベーションを下げないためです。
中長期的なゴールだと、モチベーションも下がりますし、やる気が起きない感じがしたんですよね。よく「継続が大事」って言われますけど、継続するために小さい・短期的なゴールを達成していくのがコツだと勝手に思っています。
初めて英語が通じたときのエピソード
初めて英語が通じたときのことってずっと覚えていますよ!ぼくがカナダに高校留学をしたときの話です。もう10年も前の話です。
カナダに着いてホームステイする家に初めて行って、ホストファミリーに慣れない英語で挨拶をしました。自分の部屋に案内されて荷物を置いて、そのあと日本にいる家族に無事についたことを連絡するために、家のwifiに繋げないといけませんでした。
スマホは日本で解約して、wifiがないと何もできないような状態だったので。そこでホストマザーに、こう聞きました。
“Do you have wifi?”
すぐにwifiのパスワードを持ってきてくれたのときのことは今でも鮮明に覚えています。
”Do you have wifi?”ってたった4単語の文章で、そんなの誰でもできるじゃん!って思われても仕方ないです。でもぼくにとっては、これは初めて聞き返されず、スムーズに英語が通じたときのエピソードです。本当に嬉しかったです!
Thank you for reading this article! I hope to see you in the next one 👋🏼