ぼくが英語学習をゼロからやり直すなら、こうします。
- 近くの本屋さんに行く。
- 自分に合った文法書・単語帳・辞書・読み物を買う。
- 中身を確認せず、すべて捨てる。
もちろん冗談です。
今回は、ぼくが英語学習をゼロからやり直せるなら、どうやって勉強するかお伝えします。
目標を決める / Set a goal
英語学習に取り組む前に、まず最初は英語を学習する目標を決めます。僕は最初のうちは目標もなく、ただただ英語を勉強していたので、モチベーションがあまり上がりませんでした。
何か目標を決めた方がモチベーションが上がるのもそうですし、目標を決めることで英語学習のゴールを決めることができます。
ゴールは人それぞれ違うと思いますが、例えばこんな感じ。
- 海外の大学留学のため
- ワーホリのため
- 日本で急に外国人に話しかけられたときに対応できるようにするため
など、自分が納得できるゴールを設定したほうがいいと思います。
ただ日常会話ができるようになるって言う目標には注意したほうがいいです。
僕も学生の頃は、日常会話を習得するために英語を勉強していました。しかし日常会話ができるようになりたいといっても、例えば高校生の日常会話と主婦の日常会話は、全然内容が違います。
ですので、自分が将来、どのような状況で英語を使っているかを想像して、その将来で使いそうな会話を日常会話としたほうがいいです。
僕は学生の時、英語圏に留学をしたいと思っていたので、留学先でのホストファミリーとの会話や学校での友達との会話の習得を目標にすると思います。
最初から会話にフォーカスする / Focus on conversations from the beginning
2つ目は、最初から会話の練習にフォーカスするです。僕は最初のうちはインプットばかりをして、アウトプットは全然してきませんでした。単語をひたすら覚えたり。リスニングをしたりしていました。
もちろん、それは意味がないとは思いませんが、やっぱり音読や独り言などスピーキングの練習を最初のうちからしとけばよかったと思いました。
個人的に1番効果があったスピーキングとリスニングの練習方法は、以下の3つです。
- ディクテーション
- シャドーイング
- 独り言
ディクテーションというのは、英語の音声を書き取る学習方法です。シャドーイングは、英語の音声を追うように発音する学習方法です。独り言はその名の通り、ひとりごとを英語でやります。“I love Big Mac.”のように。
もしもう一度英語をやり直せるなら、会話はこの3つに絞ってとにかく繰り返しやると思います。
独り言は、最初のうちは特定の事しか英語で言えなかったので、かなり難しかったです。その時におすすめの方法があります。こんな感じ。
スマホで1分のタイマーを用意して、その1分間だけは英語で話してみます。最初は難しいと思いますが、とりあえずやってみるのが大事です。
できるようになってきたら、分数を2,3,4分と増やしていくという方法です。
この方法を使えば、その時間は必ず英語で考えないといけなくなるので無理矢理英語で独り言をすることができると思います。
自分が実際に使う単語・フレーズや文法を学ぶ / Learn words and phrases you actually use
3つ目は、自分が実際に使う単語フレーズや文法をだけ学ぶようにすると思います。
単語や文法をまとめて勉強していましたが、正直自分が日常で使わない単語とか文法までも学習していたので、それは時間がもったいなかったなと今では思っています。
例えば動物の名前を一生懸命覚えてたことがありますが、犬猫くらいを英語で知っていれば、ほかの動物の名前は別に知らなくても、正直日常で困る事はないと思います。
もし動物が好きで、普段から動物の名前を言っている人だったり、動物に関連する仕事をしてる人は、もちろん覚えてもいいと思います。こんな感じで、普段自分が使っている単語や文法を優先的に覚えていくようにすると思います。
そんなこと言われても、自分が普段使う単語や文法がわからないと人もいる思います。そこで日本語で日記を書くのをおすすめします。日記はその日、自分がしたことや自分が思っていることを書くものなので、自分が普段使う言葉がすぐにわかります。
1ヶ月ぐらい日記を書けば、自分がよく使う単語や文法に傾向があることもわかってくると思います。日本語で書いた日記を、英語に変換すれば、自分が普段使う単語や文法を知れます。僕ももし戻れるのなら、日記を書いたと思います。
自分の英語をチェックしてもらう / Have your English checked by someone
4つ目は、必ず自分の英語を、英語上級者やネイティブスピーカーにチェックしてもらうようにします。
ぼくは小中学生のときに英語の塾に通っていて、ありがたいことに、そこにネイティブの先生が必ず1人いたので、授業中はいつも英語の発音だったり、文法を直されていました。
自分で独り言を言ったり、シャドーイングをしたりしても、間違った文法や発音のままだと、いつまで経っても文法や発音がぐちゃぐちゃで、自分の言いたいことが伝わらないです。
”I have a pet bottle.” ✕
ペットボトルが英語でbottleでOK!
オンライン英会話だったり、言語学習アプリなどを使って、自分の英語を必ずチェックしてもらうようにします。今日本には、数えきれないくらい英語のサービスがあります。どれも悪くないのがすごいです。あと値段もそこまで高くないですし。
どの英語の発音を学ぶか決める / Choose the accent you want to learn
アメリカ英語とイギリス英語、オーストラリア英語など、英語には様々な種類・方言のようなものがあります。ぼくも含め、多くの日本人は中学校からアメリカ英語を学んできたと思います。学校で使う教科書の英語もアメリカ英語かなと思います。
これまでアメリカ英語を学んできたからかもしれないですが、ぼくは個人的にイギリス英語の発音がすごく好きで、もう一度英語を勉強し直せるなら、イギリス英語の発音を学びます。使われる単語も違うので、なんかそういう部分もワクワクしながら学べる気がします。笑
英語学習はコツコツ地道に
英語学習の方法は、人それぞれです。今回僕が紹介した方法が合う人もいれば、合わない人もいると思いますが、少しでも参考になれば嬉しいです。