「昨日、一生懸命おぼえた英単語を今日になると、忘れている。」
「英単語の暗記方法は、いろいろあるけど、どれが効果的かわからない。」
「英単語の学習を習慣化したいけど、なかなか継続できない。」
そんな悩みに答えます!
この記事を読むことで、
- 英単語の暗記方法に迷うことがなくなります。
- 英単語をおぼえることが気づかないうちに習慣になっています。
- 3ヶ月後、お持ちの単語帳の90%以上の単語を覚られている状態になります
ぼくは、今回お伝えする英単語の覚え方を実践し、英検準1級に合格することができました!
対策期間は、1ヶ月。
その期間で覚えた単語の数は、1850語(単語1550語 + 熟語300語)。
1ヶ月といっても、バイトの行き帰りの電車(片道15分)内でおぼえた感じです。
英検を受験したのは、2020年。それから、2年経っていますが、今でもほとんどの単語を覚えています。
英語をはじめとした言語学習は、できるだけ年齢が若いうちにやった方が習得がはやいです。これは、言語学やコミュニケーション論における研究で明らかになっています。
今日が一番若いときなので、今回お伝えする暗記法を今日から試してみてください!
英単語を覚えられない理由
英単語を覚えられない理由は3つあります。
自分がどれかに当てはまっていたら、今すぐやめましょう!
- 一度にすべての単語を覚えようとしている
- 読むだけで覚えようとしている
- 書くことが目的になっている
一度にすべての単語を覚えようとしている
そもそも英単語を一回見ただけで、覚えられると思っていることが間違いです。
英単語を一回見ただけでは、覚えられないと思うようにしましょう。
これは、英単語以外にも言えることです。
人間は、ものごとをを長期的に覚えるには、何回も見たり、聞いたりする必要があります。
学生のとき、テスト前夜に必死に暗記したことはありませんか?
翌日、多少は覚えていたかもしれないです。ただ、1週間たつと、ほとんど覚えていなかったと思います。
この現象と同じで、短期的には覚えているかもしれないです。
しかし、長期的に暗記するためには、何回も読んだり聞いたりする必要があります。
そのため、英単語を覚えるときも、一度に全部を覚えようとするのではなく、同じ単語を見る回数を増やすということを意識しましょう。
単語帳は、1周で全部覚えようとするのではなく、複数回見ないと覚えられないという前提で、何周もしましょう。
読むだけで覚えようとしている
単語帳を使って、英単語を覚えようとしている人がやりがちが間違いです。
ものごとを長期的に暗記するには、できるだけ五感を最大限まで使うのが効果的です。
読んで覚えるということは、目だけを使って覚えるということ。
読むだけで覚えられる人もいるかもしれないです。
ただ、頭にしっかり定着させるためには、単語の発音を聞いたり、声に出して読んだりするのが効果的です。
10年前に流行った曲の歌詞を覚えていることってありませんか?
(ぼくは、20年前に見ていた「おかあさんといっしょ」で流れていた曲の歌詞まで覚えています…笑)
それは、何回も聞いたり、歌ったりして無意識のうちに五感を使っているからです。
英単語を覚えるときも、五感を使って覚えるようにしましょう。
書くことが目的になってしまっている
日本で、小中高とひらがな・漢字・英単語を学んできた人は、「書いて覚える」ということをしてきたと思います。ぼくのそのうちの一人です。
この覚え方をすると、
「あと5回書いたら、終わりだー!」や「この1ページ書ききったら、終わり!」と
気づかないうちに書くことが目的になってしまっていることが多いです。
それに気づかないというか気づけない人が多い。
その覚え方が当たり前になってしまっているからです。
中には、書くと覚えやすいという人もいると思います。
ただぼくのように書くことが目的になってしまい意味を覚えるのを忘れてしまう人は、「読んで覚える」に切り替えましょう。
英単語を覚えられない人のための暗記方法
ぼくが英検準1級の対策のために、実践していた暗記方法をお伝えします。
- 単語帳をひとつに絞る
- 単語帳を1周する
(知らない単語にマーク) - 知らない単語で手順2を行う
- 手順3を3〜5回行う
- 単語帳の用例を読みながら1周する
- 覚えた単語を使う
それぞれの手順を説明します。
1. 単語帳をひとつに絞る
単語帳は、必ずひとつに絞りましょう。
今の自分の英語力より少し難易度が高いものがおすすめです。
ぼくは、「英検準1級 出る順パス単」を使っていました。
ひとつの単語帳を覚えることができたら、別の単語帳にかえるようにしましょう。
2. 単語帳を1周する
まず、日本語を赤シートで隠した状態で、英語の意味を予測しながら単語帳を1周しましょう。
その際すでに知っている単語はマークして、なんとなく知っている・知らない場合はそのままにしておくようにします。
また、読むだけではなく、できるだけ声に出したり、付属のCDを聞きたりしながら、1周するようにしてください。
3. 知らない単語で手順2を行う
手順2でマークをつけなかった単語(なんとなく知っている・知らない単語)だけを対象に単語帳を1周しましょう。
ここでも、読むだけではなく、できるだけ声に出したり、付属のCDを聞きたりしながら、1周するようにしてください。
4. 手順3を繰り返す
ここでは、最低でも3周はするようにしましょう。
ぼくの感覚だと5周目に突入するころには単語帳の70〜90%程度は覚えている状態になると思います。
1,2周目は、どうしても時間がかかってしまうものです。ただ、慣れてくると1周を30分で終わらせられるようになります。
一気に1周しようとせず自分のペースで少しずつ行うようにしましょう。その方が、継続にも繋がります。
読むだけではなく、できるだけ声に出したり、付属のCDを聞きたりしながら、1周するようにしてください。
5. 単語帳の用例を読みながら単語帳を1周する
ここまでくると単語の意味は80〜100%覚えられていると思います。
ただ単語の意味を覚えても使えないと意味がありません。
それぞれの単語の使い方を知るために、ここでは単語の横に書いてある用例を読みながら、単語帳を1周します。
単語の意味はほとんど覚えていると思うので文章内でどのように使われているのか、意識しながら読むようにしましょう。
用例を読むときも同様、読むだけではなくできるだけ声に出したり付属のCDを聞きたりしながら1周するようにしてください。
6. 覚えた単語を使う
この段階までくると単語帳の90%以上を覚えている状態だと思います。
用例も確認しているので、なんとなくそれぞれの単語の使い方も把握しているはずです。
あとは覚えた単語を使うだけ!
英会話の場面でアウトプットできるのが、理想です。
今では、スキマ時間の15分を活用して、英会話ができます。
冒頭でもお伝えしましたが、言語学習は年齢が若いうちにおこなった方が、習得がはやいです。
今日はじめて、数単語でもアウトプットするだけも違います。
最後にもう一度、暗記方法の手順を紹介しておきます。
- 単語帳をひとつに絞る
- 単語帳を1周する
(知らない単語にマーク) - 知らない単語で手順2を行う
- 手順3を3〜5回行う
- 単語帳の用例を読みながら1周する
- 覚えた単語を使う
一度、実践していただければ、効果を味わえると思います。
まとめ:英単語を覚えられないのは暗記方法が原因
今回は、英単語を覚えられない人に向けて、ぼくが実践してきた暗記方法をお伝えしました。
暗記方法を替えれば長期的に単語を覚えられるようになります。
本記事で紹介した、つぎの間違いをしてしまている人は、これを機に、暗記方法を切り替えましょう。
- 一度にすべての英単語を覚えようとしている
- 読むだけで覚えようとしている
- 書くことが目的になってしまっている
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。