これまで英語学習をする上で、多くの本を読んできました。文法・発音・会話・単語・勉強法について。今回は、ぼくがおすすめしたい本をジャンル別に紹介しました。
文法書5冊
まずは文法を学ぶとき、役に立った本を5冊紹介します。
トリセツ英文法
この本は、英語初心者向けです。
中学英語からやり直したい人におすすめ。
- 特徴
- 話し言葉で書かれている
- 読書キライでもスラスラ読める
- 文法用語があまり使われていない
- イチからやり直したい人におすすめ
- 英会話に必要な英文法がほぼ書かれている
- 残念な点
- 3冊構成でちょっと長い
- 表現が少しくどい（同じことを何回も言う…だからいやでも覚える笑）
中学英語をもう一度わかりやすく
この本も、英語初心者向けです。
1冊でサクッと中学英語を復習したい人におすすめ。
- 特徴
- 見開き1ページ1文法の構成
- 要点だけサクッと学べる
- 図解や絵が書いてあってわかりやすい
- 文字数も少ない
- 残念な点
- 情報量が少ない
Forest
この本は、高校生以上向けの文法書です。
中学英語をある程度マスターした人におすすめ。
- 特徴
- 他の総合英語の本と比べて、説明がわかりやすい
（中学生のときに使った本だけど、そのときもスムーズに理解できていた） - どの文法項目もコンパクトにまとまっている
- 他の総合英語の本と比べて、説明がわかりやすい
- 残念な点
- 文法用語がよく出てくる
- 分厚いので持ち運びしづらい
真・英文法
この本も、高校生以上向けです。英会話・英検・TOEIC・ビジネス英語など幅広く対応している本で、正直文法書はこれ1つだけでOKです。
- 特徴
- 辞書のようにして使える
- 読み物としてもおもしろい
- 従来の文法書とは違う視点から説明している
- 難しい文法もやさしくわかりやすく説明している
- 日常で使いそうな例文が多い
- 文法書には珍しい例文の音声付き
- 残念な点
- とても分厚い
- 英語初心者の方が読むと少しむずかしいと感じる部分もあるかも
一億人の英文法
この本は、会話に特化した文章書です。英語圏の人はどんなイメージで文法やフレーズを使っているのか教えてくれます。留学や仕事で海外に行くにおすすめ。
- 特徴
- 会話に特化した文法が載っている
- イラストでイメージしやすい（特に時制と動詞）
- 日常で使いそうな例文が多い
- 残念な点
- 説明がちょっとむずかしい
- 文法用語を知らないと理解が難しい部分があるかも
発音の本1冊
次に、英語の発音を鍛えるのに役に立った本を1冊紹介します。
英語耳シリーズ
- 特徴
- アルファベットそれぞれの文字の音から始まる
- 日本人が聞き取りづらい・発音しづらい音を改善するような構成
- CDを使ってリズムに合わせて発音の練習ができる
- エクササイズが多い
- 発音記号も一緒に学べる
- 残念な点
- 音声学の専門用語に慣れるまで時間がかかるかも
- 発音以外の情報が書いてある（正直いらない…）
単語帳1冊
単語を学習をするために役に立った本を1冊紹介します。ちなみに、留学前は単語帳は持っていませんでした。以下の本をひと通り覚えたら、自分の単語帳を作るのをおすすめします。
毎日の英単語
- 特徴
- 日常で使われる頻度の高い単語が書いてある（実際に留学していたときに使った単語だらけ）
- 本自体かなりコンパクト
- シーン別に分かれている
- 残念な点
- 発音記号が載っていない
- 日本語→英語の順番で書いてある
会話の本1冊
英会話向上に役立った本を1冊、紹介します。
瞬間英作文シリーズ
- 特徴
- 文法別に分かれている（自分が苦手な文法がわかる）
- 日常で使いそうな文章が載っている（自分の生活に取り入れやすい）
- ほどよい長さの文章が載っている
- 残念な点
- 英語の部分が赤シートなどで隠せられたら嬉しい
学習法の本4冊
英語の学習法を改善させるために役立った本を4冊、紹介します。
英語学習2.0
この本は、英語コーチングで有名なプログリットが出している本。プログリットのコーチングのもととなったトレーニング内容が記載されている。長年英語学習をしているのに、英語力が伸びないと悩んでいる人におすすめ。自分の課題を見つけられる本。
世界一わかりやすい英語の勉強法
この本は、真・英文法を書いている先生の本。どうやって英語を勉強したらいいのかわからないという人におすすめ。スピーキング・リスニング・ライティング・リーディング・文法学習・発音など、すべてのスキルの勉強が書いてある。もっと早く出会いたかった本のひとつ。
英語日記boy
この本は、日記を使って英語を話せるようにしたい人向け。詳細は本を読んでほしいですが、この本を読めば「英語話せるようになるかも！」って思います。笑
Fluent Forever
この本には、英語に限らずどの言語も話せるようになる方法が書かれている。ちなみに、今読んでいる途中です。また洋書です。メインはどうやって勉強したものを定着させるかについて書いてあります。
この記事を書いているときに、読んでいておもしろいなと思ったのは、単語はできるだけ感情や気持ちとセットで覚えるということ。
例えば、ぼくも何回も経験していますが、使う単語を間違えて周りの人に馬鹿にされたり、修正されたりして恥ずかしい思いをしたとします。そうすると、恥ずかしいっていう感情とその間違えた単語がセットになって、それ以降は間違えなくなります。
これはネガティブな覚え方かもしれないですが、その単語を見たり聞いたりしたときに、何かの感情が出てくる風景や映像などとセットで覚えるといいらしいです。
番外編8冊
TOEICや英検などに役に立った本を紹介します。
TOEIC
英検
本（読み物）
イチから英語を勉強するなら使う本
最後にイチから英語を勉強できるなら、以下の本を使います。
文法
会話・発音
単語
- 毎日の英単語
- 自分の英単語帳を作成
英語の学習法
少しでも英語学習をしている方の役に立ったら嬉しいです！特に今、本選びで困っている方がいたら、ぜひ参考にしてみてください。