ぼくが正しく答えられるまでに1年以上かかった質問2つは、こちらです。
- Do you mind opening the door for me?
- You don’t like soccer?
決してどちらも難しくない質問です。
1つ目は、「ドアを開けてくれますか?」と聞いています。
2つ目は、「君はサッカー好きじゃないの?」と聞いています。
答え方が難しい(から体験してみて!)
では、今から条件をつけて質問しますので、正しく答えてみてください。
(ドアを開けてくれますか?)と聞くので、正しく「はい、開けられます。」と答えてください。
- Do you mind opening the door for me?
正解は、No, I don’t.
後ほど、解説しますね。
では、2問目。
あなたはサッカーが嫌いという体で答えてみてください。
- You don’t like soccer?
正解は、No.
答え方の解説
まず1つ目の質問です。
- Do you mind opening the door for me?
※(ドアを開けてくれますか?)と聞くので、正しく「はい、開けられます。」と答えてください。
これは「ドアを開けてくれますか?」という意味なのですが、厳密には「ドアを開けることを気にしますか?」になります。【Do you mind ~ing? = 〜を気にしますか?】になるから。mindには「気にする」という意味があります。
Do you mind opening the door for me?は「ドアを開けることを気にしますか?」と聞いているので、こうなります。
- 「いいえ、気にしません」 → 「No (I don’t mind).」
- 「はい、気にします」 → 「Yes (I do mind).」
「はい、開けられます。」と答える場合は、No.と答えないといけません。
次に2つ目の質問です。
- You don’t like soccer?
※あなたはサッカーが嫌いという体で答えてみてください。
これは「あなたはサッカーが好きがじゃないの?」と聞いています。日本語的に考えると、「はい、嫌いです。」になります。
しかし英語の場合は、「いいえ、嫌いです。」になります。「なんで〜?」ってなりますよね?ぼくもはじめて知ったときは、なりました!ただこれは、言語の違いです。でも意外と理解するのは簡単なので、説明します。
英語は、「はいのときは、いつもYes」「いいえのときは、いつもNo」と覚えればOKです。
例えば、Do you like soccer?と聞かれたとき、はいならYes, いいえならNoと同じ感覚です。
でも「〜好きじゃないの?」「〜できないの?」「〜来ないの?」など、否定が入っている質問に対しては、「はい、好きじゃないです。」「はい、できないです。」「はい、来ないです。」と言わないで、「いいえ、好きじゃないです。」「いいえ、できないです。」「いいえ、来ないです。」にしないといけません。
難しい英語の質問を正しく回答するコツ
もうこれで間違った方法で回答はしない、と思わないでください。ぼくはこれらの質問の正しい回答の仕方を知っていたにもかかわらず、正しく回答できるようになるまで1年以上かかりました…!
最初のうちは、間違えていることにすら気づいていませんでしたからね。ただ少しずつ自分の間違えに気づくようになり、「あ、間違えた!」って思って正しい回答をするっていう期間が1年くらい続きました。
こんなぼくでも今はパッと出てくるようになりましたので、みなさんにもできます!慣れってやつです。