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翻訳できない世界のことば

最近、また本にハマっています。いつものように自分の部屋でパソコンでカタカタ作業していると、ふと図書館に行きたくなってしまいました。家から歩いて市の図書館に。

本屋さんや図書館に行くと、新書、ビジネス書、語学、旅行のジャンルの本を見ます。今回は世界一周のために、海外の国々について学べる本を探しに来たので、旅行の棚の本をじっくり見ました。いい感じのタイトルの本を手にとり、パラパラと見ては棚に戻しを複数回繰り返し、語学の棚に移動。そこに前から読みたかった本があったんです!

翻訳できない世界のことば」という本です。ニューヨークのイラストレーターであるElla Frances Sandersが書いています。この本はニューヨークタイムズ・ベストセラーです。日本語をはじめとした数十ヵ国語で、翻訳されているそうです。

内容はタイトルどおり、「翻訳しようと思っても、うまく当てはまらない単語」が乗っています。英語だけじゃなく、世界中の言語から選ばれています。表記方法が不明の少数民族の言語とかもあって、おもしろいです。その中でも特におもしろいと思ったことばを、少しだけ書いておきます。

Pisan Zarra「ピサンザプラ」
バナナを食べるときの所有時間
※マレー語(マレーシアの公用語)

Sgriob「スグリーブ」
ウイスキーを一口飲む前に、上唇に感じる妙なムズムズする感じ
※ゲール語(ケルト系先住民族の言語?)

ちなみに、日本語からは「侘び寂び」「積読」「木漏れ日」などがありました。

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